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英米の原発作業ロボットが福島で働き始めました。

ユーザー sotarokob の写真

レベル7相応の原発事故を収束させるには
核分裂連鎖反応の停止・汚染水処理・周辺地域の土壌・家屋の洗浄、
さらには人の健康や生態系への影響の監視など
まだまだ多くの困難な課題が残されるつらい状況となっていますが、
先週末からいよいよ
米軍から供給された米英共同開発の遠隔操作ロボット(TALONやPackbotや改造版Bobcat)が
仕事始めに入ったとのことです。

BBC記事
http://www.bbc.co.uk/news/technology-13114310

Foster-Miller社(米国)製のTALON軍事用ロボットについて
http://en.wikipedia.org/wiki/Foster-Miller_TALON

Foster-Miller社の親会社 - QinetiQ社(英国本社)のサイト
http://www.qinetiq.com/global.html

軍事用に開発されたこれらの作業ロボットが、
遠隔操作で掘削やがれきの除去作業を行なってくれたり、
壁やドアを突き進みながら建家に侵入して大気成分の分析や放射線量を計測してくれたりして
本当に助かっていますが、
と同時に、
明るみとなったレベル7事故に備える危機管理技術のスケールの大きさに改めて驚かされます。

話で聞いていて頭の中で予想していた以上の、
作業内容分類ごとのロボット分業のスケールの大きさです。。。

Thank you very much, UK and US joint alliances !