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新型コロナウイルスのパンデミック宣言 - 加速度を増すポスト・グローバル化への備え

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WHO (世界保健機関) により新型コロナウイルス (COVID-19) が公式にパンデミック宣言された2020年3月11日を機に
世界中の国々において出入国禁止措置が施行され、
それ以前はビザなしで自由だった国家間の人々の往来は強権を発動してでも抑止されざるを得ない状況となっている。

新型コロナウイルスのヒトへの感染地域が中国・韓国・イラン・日本から
イタリア・スペイン・フランス・ドイツさらには英国・米国へと拡大する中、
世界中の医療研究機関はそれぞれが属する地域住民・コミュニティ関係者の生命・健康の維持を
最大の優先課題として
COVID-19用のスクリーニング臨床検査手法の改善と地域病院の医療サービスの確立と底上げに奔走し、
膨大な数の計画事項の検討と迅速な意思決定や改善のため絶え間なく変化する手順に適応することに
忙殺されている。

ワクチンや抗ウイルス薬が開発されるまで相当の時間を要するため、
開発に成功するまでの当面の間に人々は自宅や地域・自らのコミュニティ内に留まり続けることを余儀なくされて、
今後はあらゆる国において医療産業を中心とした内需型産業が経済を牽引してゆくような気がする。
また、ビジネスや研究開発・学術交流などあらゆる分野において二重国籍パスポートか永住ビザを保有する国以外への渡航が困難となり
世界中の国々において外国から得られる利益と自国以外への関心が薄れてゆく中、
結果として、
これからは優れた医療サービスの品質と公平さを誇る日本国内向けビジネスプランに注力し
ポスト・グローバル化時代に備えてゆく必要性を強く感じる。

日本医師会 -「世界に誇れる日本の医療保健制度」
https://www.med.or.jp/people/info/kaifo/

このコロナウイルスは、自らの遺伝子のRNAゲノム情報を私たちの細胞の正常なDNAゲノム情報に対して逆転写→複製・翻訳し
ハイジャックするだけでなく、
私たちの思考をハイジャックして先日まで広く信奉されていたグローバル思考からドメスティック重視のローカル思考へと
根底から書き換えつつあるのではないだろうか?