既に広く報じられてよく知られていますが、
先週末金曜日5月12日以降にWindowsインフラ(パソコン、サーバ、機器、システム)を狙った
ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の感染が全世界的に蔓延する中、
最低限の予防対策としてWindowsセキュリティパッチ適用をいち早く終えておく作業に
世界中のシステム管理者が日夜追われる状況になっています。
WannaCryが全てのWindows OSが既定で有効化起動している
SMBファイル共有サービスの脆弱性を突いたウイルスである性質上、
カスペルスキー社のセキュリティ情報にて
極めて深刻な内容のリスク・脅威に関する分析結果と
全てのWindows OS に対して早く終えないと非常にまずい
最低限の感染予防対策作業の手順が公開されていることが判明したので、
私自身もWindows OS コンピュータ全てに
各セキュリティパッチを適用する作業に昨日以降追われています。
カスペルスキー社SecureList 対策情報
https://securelist.com/blog/incidents/78351/wannacry-ransomware-used-in-...
マイクロソフト社 セキュリティパッチ適用ファイルのダウンロードサイト
https://technet.microsoft.com/en-us/library/security/ms17-010.aspx
現在全世界からのアクセスが殺到していてダウンロードに時間がかかり面倒ですが、
何とか Windows 7, Windows8.1, Windows 10, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2
全てのセキュリティパッチ適用ファイルを入手しインストール→再起動→最新の状態に更新できたので少し気が楽になってきました 。。。
それにしても、他人のシステムを勝手に暗号化しておきながら
複号・復旧にビットコインで支払いを要求する身代金ウィルスを開発したこのハッカーの犯罪行為は極刑に値するような気がする。
早い時期に逮捕・収監されることを、心より願ってやみません。