このニュースには、かなり面食らったな ...
レノボが今度は、IBM xシリーズ PCサーバーをごっそり丸ごと手中に収めていった。
しかも買収金額は、たったの23億ドル(2400億円)というのがすごいな。
日経記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2305H_T20C14A1FF2000/
レノボが2005年にThinkPad パソコンを買収した時は
既に先進国の一般家庭にテレビと同じように普及していたパソコンという汎用品が
新興国PCメーカーに買収される程度の認識だったのでそれほど驚かなかったけれど、
あれから9年を経た今日では
世界のICTインフラのプロに選ばれるPCサーバーの5強(低損失高エネルギー効率・省電力:性能比を誇る富士通,
圧倒的低価格:性能比を誇るデル, 高耐久性と高可用性を誇るIBM, HP, シスコ)までもが
超低価格競争にさらされて、量的拡大に邁進する中国メーカーに買われていってしまうんだな ...
歴史の流れの中で今年2014年の状況を冷静に注意深く観てみれば
中国は、今やインドと互角で争うレベルのComputer Science(計算機科学)の盤石な基礎研究に支えらた
ICT(情報通信技術)をベースに
無人攻撃機(Unmanned Chinese drone)を国産してアジア太平洋地域における海洋防衛・進出を展開できる
先端軍事技術大国に変貌している。
BBC記事
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-25033155
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-25062525
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-25050493
いまから12年前にIBMの法人向けリセラーだった会社で
当時は1台あたり最低100万円ぐらいの値段がした eServer xSeries のパーツ増設とOSインストールの
仕事をしていた頃とは、まったくの隔世の感としか言いようがないな。
当時はまだ珍しかった無線LANモジュール内蔵のThinkPadの在庫品を、
「税込み18万円で安く買えたぜ!」と素直に喜んでいた自分が
だんだん成熟して年老いてゆくのを実感できる今日この頃です 。。。